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タスペーサー工法と縁切り工法が雨漏り対策に重要な理由

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タスペーサー工法と縁切り工法が雨漏り対策に重要な理由

タスペーサー工法と縁切り工法が雨漏り対策に重要な理由

2024/01/15

塗装前

縁切り不足の屋根

湿気がこもりコケだらけに

塗装後

タスペーサーを使用した屋根

通気の確保により屋根材の耐久性・機能アップ

屋根の雨漏りは住宅にとって大きな問題です。雨水が侵入することで、建物の内部に多大な被害をもたらすことがあります。そこで、雨漏り対策の一環として、タスペーサー工法と縁切り工法が重要視されています。これらの工法を継続的に施工することで、屋根の構造を強化し、雨漏りから守ることができます。今回は、その理由について詳しく解説します。

目次

    タスペーサー工法とは?

    施工不良による雨漏りを防ぐ?

    屋根の重ね部分にタスペーサーと呼ばれる小さなスペーサーを挿入し、適切な隙間を確保することで、屋根の通気性を向上させる工法です。この方法により、雨漏りを防ぎ、屋根材の耐久性を高めることができます。主にスレート屋根に使用され、屋根の長寿命化を図ります。

    縁切り工法

    従来の方法

    屋根縁切り工法は、屋根材の重なり部分にカッターやカワスキで切り込みを入れ、通気性を確保する工法です。これにより、結露や湿気の蓄積を防ぎ、屋根材の劣化を遅らせることができます。特にスレート屋根やカラーベスト屋根で使用され、雨漏りの防止や屋根の耐久性向上に効果的です。適切なメンテナンスを行うことで、屋根の寿命を延ばすことができます。

    雨漏り対策にタスペーサー工法が重要な理由

    タスペーサー工法は雨漏り対策に重要です。屋根材の重なり部分にタスペーサーを挿入して隙間を確保し、通気性を向上させます。この隙間により雨水が速やかに排出され、結露や湿気がたまりにくくなります。これにより、雨漏りの防止や屋根材の寿命延長が期待できます。

    しかし、施工不良があると逆に雨漏りの原因となります。具体的には、従来の縁切り工法による縁切り不足が問題です。

    タスペーサー工法はスレートやカラーベスト屋根で特に効果的ですが、他の屋根材には適さない場合があります。信頼できる専門家による正確な施工が求められ、施工不良を防ぐことで、屋根の耐久性を高め、雨漏りを効果的に防ぐことができます。

    従来の縁切り工法によるデメリット

    1.作業の手間と時間: 縁切り工法は、屋根材の重なり部分に切り込みを入れるため、手作業が多く、施工に時間がかかります。このため、労力と時間のコストが高くなることがあります。

    2.施工精度の問題: 手作業による切り込みは均一性が難しく、施工者の技術によって品質が左右されやすいです。切り込みが不均一だと、通気性が確保できず、雨漏りや結露のリスクが残ります。

    3.屋根材のダメージ: 縁切り作業中に屋根材自体を傷つけるリスクがあります。特に古い屋根材は脆くなっているため、切り込みを入れる際に割れたり欠けたりすることがあります。

    4.塗膜へのダメージ:屋根材を傷つけるだけではなく、せっかく塗装した塗膜を傷つけてしまいます。

    タスペーサー工法のメリット

    1.通気性の確保: タスペーサーを使用することで、屋根材の重なり部分に均一な隙間が確保され、通気性が向上します。これにより、結露や湿気の蓄積を防ぎ、屋根材の劣化を遅らせます。

    2.雨漏り防止: 隙間を通して雨水が速やかに排出されるため、屋根内部に水がたまることを防ぎ、雨漏りのリスクを大幅に減少させます。

    3.施工の簡便さ: タスペーサーの設置は比較的簡単で、専門的な技術がなくても正確に行えます。これにより、施工時間が短縮され、労力も削減されます。

    均一な仕上がり: タスペーサーは規定の厚さと形状を持っているため、どの部分でも均一な隙間を確保できます。これにより、全体的に高品質な仕上がりが期待できます。

    4.屋根材の保護: 従来の縁切り工法と違い、タスペーサー工法は屋根材に直接的な切り込みを入れないため、屋根材を傷つけるリスクが低くなります。これにより、屋根の耐久性が向上します。

    5.メンテナンスの容易さ: タスペーサーが適切に設置されていれば、長期間にわたって通気性が維持されるため、頻繁なメンテナンスの必要がありません。また、問題が発生した場合でも、タスペーサーの交換が比較的容易です。

     

    タスペーサー工法は、効率的で確実な雨漏り対策として、従来の縁切り工法に代わる優れた方法として広く認識されています。

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